コンセプトのようなもの・2 「農村の風景」

多くの方の助けがあり茅葺きのお家にご縁をいただいたからという理由だけでなく、そこに風光明媚な昔ながらの田畑の広がる風景があったからこの羽後町で茅葺き民家を再生しているワケですが、ハタと気がついたことがあります。当たり前に目の前にありすぎて気がつかなかったコト。

「この風景、完全なる借景ではないですか ( ゚д゚ )!!」

地方創生、魅力の再発見、関係人口の増加、などと声高に叫ばれていますが、その文脈で語られる際の根底に流れる魅力。誰もが「良いなぁ〜」と惹かれる『偉大なる自然を背景に田畑の広がる風景』は、農家の皆さんの営々たる労働の賜物でした。農業に勤しむ多くの方の努力によって成り立つ景色だったのでした。それを何もしなくてもいつもいつまでもそこにあるものと勘違いしていました。

農家の高齢化、跡取り問題…。
人口減少、人口流出、過疎…。

農業がビジネスとして経済的に魅力があり、「美味しかった」「ありがとう」など精神的充足感も感じられるようにならないと、私が惹かれたこの風景もそう長続きはしない。私に一体何が出来るのでしょう…。

羽後町の風景。