今月の片付けのまとめ。2019年3月。

毎日着実に、気分に左右されずに…。
アムンゼン隊の20マイル行進のように…。それが一番の解決策。
しかし、20マイルって30km以上もある。吹雪の中で結構なハイペースですよね。

 

まずは、「下座敷」から片付け完了させることに。

 

続いて「上座敷」。

 

続いて写真手前「茶の間」と奥の「内座」。

 

「ダイドコロ」を片付ければ、なかなか広々。
下の写真は、手前にダイドコロ、左手側に内座、その奥に上座敷。
写真中央が茶の間、その奥に下座敷。
右手はまだ片付けが終わっていない「土間(ニワ)」。

 

土間(ニワ)の片付けも完了。
左手から右奥へと「水屋」があります。

 

水屋には2台の冷蔵庫があり、中には食材やビールなどが詰まっていまして、東京・足立区へ出稼ぎに行ったまま亡くなってしまったというオーナーさん、帰って来たかっただろうな…、としみじみと思います。

片付けをしていると昔のアルバムも見つかり、この町に子供達の笑い声と活気が溢れていた頃の写真が何枚もありました。

活気と希望に溢れる社会、それに裏打ちされた写真に映る皆の笑顔…、それから数十年経ち、出稼ぎ労働、シュリンクする市場、高齢化社会、大きな波に抗えずに地域で踏ん張る高齢者、そして今のこの家…。日本の悲喜交々(こもごも)と見事にシンクロする、前オーナーさんの人生の悲喜交々(こもごも)な様子を目の当たりにします。よくよく考えてみれば、人口増加をベースにした高度経済成長の”近視眼的な諸々”のツケが地方へとシワ寄せられ、この旧O邸の上で見事に何重にも折り重なっていることに気がつきます。

都市部に住んでいたら見なくて済んでしまう、気がつかないフリをすることが利口な解決策と感じてしまう、けれど、着実に進んでいる日本社会の問題点。サイレントキラー細胞(都市部以外ではサイレントではないのですが…)が巣食った体をこのまま子供達に手渡してなるものかと…、明るい未来を次の世代に手渡せなかったら大人としての責任が果たやしない、そう思うと、この町で知り合ったかわいい三人娘と、我が家の子供達の笑顔が脳裏に浮かんできます。

この場所での、この再生に端を発するプロジェクトがいい形で築き上げられたら、何かしらの解答になるのかもしれないと思うと、片付ける手にも自然と力が入ります。